ヨビノリたくみさんと齋藤明里さんによる『芸能人の書いた本おすすめ4選』の紹介です。
実は、この俳優さん・アイドルの方小説書いてるんだよ!ってのありますよね?
そういうのすごく好きなんですよ。本書くイメージなかった人が本を書くと、急に知的なイメージがつく!それが本のすごいところかなと思います。
「芸能人が書いた本なんて…」って思う人もいるかもしれないけど、実は結構クオリティ高い。というか普通に面白い♪色眼鏡とかなしに、作品としての面白さを知ってほしい!!!
『ピンクとグレー』加藤シゲアキ / KADOKAWA
大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を鮮やかに描いた、作家・加藤シゲアキの原点となる青春小説。
売れたからこその葛藤や苦悩を描いてる作品。あと、どんでん返しもある♪
『トラペジウム』高山一実 / KADOKAWA
累計25万部突破! 「平成世代が買った本」1位獲得のヒット作が文庫化!高校1年生の東ゆうは「絶対にアイドルになる」ため、己に4箇条を課して高校生活を送るが――。現役トップアイドルが、アイドルを目指すある女の子の10年間を描いた感動の青春小説!著者が親友たちへの想いを綴った「あとがき」に加え、雑誌連載時のカラーイラスト全18点を特別収録。
現役アイドルが書いてると思うと怖くなる…
『累々』松井玲奈 / 集英社
23歳の小夜は、同棲中の恋人からのプロポーズを受けて戸惑っていた。私の年齢は、結婚をするのに適しているのだろうか――? 獣医師のセフレと奔放に夜を過ごす「パンちゃん」、恋愛ゲームのようにパパ活女子との逢瀬を楽しむ星野の前に現れた不思議な女子大生「ユイ」、才能あふれる美大の先輩に切ない恋をする「ちぃ」……現代を生きる女性のさまざまな顔を描く、たくらみに満ちた連作小説集。
恋愛の中でもドロッとしてモヤッとする、人の暗い気持ちの部分の恋愛短編集♪
『イルカも泳ぐわい』加納愛子 / 筑摩書房
Webちくまの人気連載「何言うてんねん」に、初の短編小説「帰路酒」他、書き下ろしを加えた全40篇を収録。言葉のアップデート、しすぎちゃう?
自分たちにとっては些細な日なのに、加納さんの目を通すと面白く見える!