螺旋プロジェクトは、8組9名の作家による壮大な文芸競作プロジェクトです。
この記事では、作品の読む順番、隠れキャラや共通シーンの存在、そして第二弾情報についても詳しく解説していきます。
螺旋プロジェクト読む順番と作品一覧
螺旋プロジェクトは、原始から未来まで、異なる時代を舞台にした物語が繋がる大規模なシリーズです。
螺旋プロジェクト全部読み終わったー!
— おまめたん👅 (@mamesanzen) March 6, 2024
色んな作家さん知れるし、面白かったー(*ˊ˘ˋ*) pic.twitter.com/qoa0R00DYX
読む順番は時系列順に進むのがおすすめです。
以下がその順番です。
螺旋プロジェクト作品一覧
ウナノハテノガタ(原始)担当作家: 大森兄弟
物語は「海族」と「山族」の対立から始まります。太古の時代が舞台で、これが全ての物語の発端です。
月人壮士(古代)担当作家: 澤田瞳子
東大寺大仏の建立を背景に、海族と山族の政治的対立が描かれます。
もののふの国(中世・近世)担当作家: 天野純希
歴史的な武士の戦いも、実は「海」と「山」の対立だったという視点で語られます。
蒼色の大地(明治)担当作家: 薬丸岳
幼馴染である「海」と「山」の少年少女が、近代化の中で対立します。
コイコワレ(昭和前期)担当作家: 乾ルカ
戦時中、疎開っ子と山寺の子の敵対が物語の核となります。
シーソーモンスター(昭和後期)担当作家: 伊坂幸太郎
平和な時代の裏に隠された対立が、物語の進行と共に明かされます。
死にがいを求めて生きているの(平成)担当作家: 朝井リョウ
幼馴染の二人が植物状態にある青年をめぐり、対立が発展します。
スピンモンスター(近未来)担当作家: 伊坂幸太郎
『シーソーモンスター』と連動した近未来の物語。国家的陰謀が絡み合います。
天使も怪物も眠る夜(未来)担当作家: 吉田篤弘
2095年、壁によって分断された東京を舞台に、すべての対立が収束する壮大な結末が描かれます。
螺旋プロジェクトの隠れキャラクターと共通シーン
螺旋プロジェクトには、全ての作品に登場する「隠れキャラクター」がいます。
このキャラクターがどの作品にどのように登場するかを見つけるのもこのシリーズの醍醐味です。
さらに、各作品には共通のアイテムやシーンが登場します。
例えば、お守りや壁といったモチーフが作品を繋げる重要な役割を果たします。
螺旋プロジェクトの第二弾情報
好評を博した螺旋プロジェクトには、第二弾が予定されています。
伊坂幸太郎や新たな作家陣が参加し、さらに壮大な物語が紡がれる予定です。
詳細は今後の発表を楽しみに待ちましょう。
螺旋プロジェクトのネタバレと考察
螺旋プロジェクトは、対立する2つの種族「海族」と「山族」の物語を核に、時代を超えて展開されます。
物語のリンクや隠された伏線が徐々に明かされていくため、全作を通して読むことでその全貌が理解できるでしょう。
各作品で描かれる人物や出来事が次第に繋がり、最後の作品では全ての対立が解消される壮大な展開が待っています。
特に『シーソーモンスター』と『スピンモンスター』は時代を超えてリンクしており、両作を続けて読むことで新たな視点が得られます。
螺旋プロジェクトの文庫版情報
現在、螺旋プロジェクトの文庫版も続々と発売されています。
手軽に読める文庫版は、これからシリーズを始める方にもおすすめです。
文庫版には特別な巻末情報や、次のプロジェクトに関する予告も含まれていることがあるので見逃せません。
なんか今日早上がりできるシフトで仕事も頼れる人がいたから拍子抜けーするくらい楽だったのでえい!っと本屋に行って、螺旋プロジェクトの続編買ってきた。伊坂幸太郎なんて間違いなく面白いよな pic.twitter.com/0d5ypWMQZP
— rasukaru@二児育児中 (@rupikka01) January 30, 2023
まとめ
螺旋プロジェクトは、独立した作品でありながら、全てがリンクしている壮大な競作企画です。
読む順番や隠れキャラクター、共通アイテムに注目しながら、全作を読み進めることで、物語の真髄に迫ることができます。
第二弾の展開にも注目が集まる今、まずは第一弾の全8作品を制覇してみてはいかがでしょうか。