ミステリーマニアのヨビノリたくみさんと読書オタクの齋藤明里さんによる『小説家が書いたエッセイ本おすすめ6選』の紹介です。
作家さんのエッセイ読むってことは、その作家さん好きじゃないとなかなか読まないですもんね?
少なくとも、その作家さんの本を5冊以上は読んでいる!
『わるい食べもの』千早茜 / ホーム社
アフリカで体験した衝撃的な「ウニ」の記憶、表参道のお洒落カフェで身体にいいメニューを試したら「鳥のエサ」になった話など、「食」をテーマに幼少期の記憶から創作の裏側、世の中への疑問まで、多彩にそしてちょっぴり偏屈につづる初のエッセイ集。「いい食べもの」の情報が氾濫する今だからこそ、「わるい」を追求することで食の奥深さを味わい、ひいては生き方そのものを問う意欲作。
千早さんご本人のことをさらに好きになっちゃう一冊♪
『常識にとらわれない100の講義 』森博嗣 / 大和書房
人が生きていくうえで、どれだけの「理屈なき常識」に流されているのか? 「常識を疑わない人は、つまり素直でないからできるのである」「ほとんどの人がそのとおりだという言葉には、商品価値はない」……あなたが本当の「正論」を手にするための一冊!
これは、良質なビジネス書!
『私が食べた本』村田沙耶香 / 朝日新聞出版
小さなころ怖かった古典、過去の嫉妬を思い出す小説、何度も買った作家指南書、そして自身の著書について……デビューから書き続けた「本」にまつわるエッセイを一冊に。新たに5本を追加収録! 芥川賞作家である著者初の書評集。解説・島本理生。
本好きは全員、読んだらただただ楽しい。「あっこの本私も読んだことある本だ!」みたいな♪
『「思考」を育てる100の講義 』森博嗣 / 大和書房
「遂行というのは、失敗のリカバリィの連続、その積み重ねである」「なにごとも経験、というが、経験は効率が悪すぎる」……「考える」うえで、何を発信し、どう受け止めるのか? 累計1300万部を超える人気作家が説く、思索に「深み」を与えるヒント。
尖った意見をみるのは面白い。天才の裏側がのぞける!
『それいぬ正しい乙女になるために』嶽本野ばら / 文藝春秋
“乙女の聖書(バイブル)”として語り継がれた伝説のエッセイ登場!乙女はみんな根性ワルで、お食事より悪口が好きなもの。品性を保ちつつ、ゴージャスで貴族で孤独であれ……野ばらのエレメントがちりばめられた乙女論は、ロマンチックでお上品でクラシカルで意地悪!映画化された『下妻物語』を正しく理解するための必修教科書的エッセイ。さあ、乙女たちよ、リボンをつけて、Vivienne Westwoodに身を包み、いざ読まん!
「そういう女の子になる!!」って、影響をすごい受けてた一冊♪
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『本質を見通す100の講義』 森博嗣 / 大和書房
何気なく過ごす中で、物事の大切な本質を見落としていませんか? 遠回りすることで、初めて辿りつける面白さがある。人気ミステリィ作家が贈る「考えて生きる」ための静かで鋭い視点!
3割でも共感できたら、すごい!