十二国記シリーズは、その壮大な世界観と緻密なストーリー展開で、多くのファンを魅了している名作ファンタジーです。
しかし、「どの順番で読めばいいのかわからない」という声も少なくありません。
この記事では、十二国記シリーズのおすすめの読む順番や出版順、さらに完全版との違いについて解説します。
この記事を参考にして、十二国記の壮大な物語に飛び込んでみましょう♪
十二国記のおすすめの読む順番
十二国記シリーズを初めて読む方には、以下の順番で進めるのがおすすめです。
この順番なら、シリーズの世界観やストーリーの流れを理解しやすいでしょう。
- 月の影 影の海
(シリーズの入り口となる作品。主人公・陽子の成長物語が展開されます) - 風の海 迷宮の岸
(麒麟・泰麒の視点から描かれる別の国の物語) - 東の海神 西の滄海
(延王尚隆と麒麟・六太の絆が描かれたエピソード) - 風の万里 黎明の空
(複数の視点で進む壮大なストーリー) - 丕緒の鳥
(短編集。シリーズ全体を深く味わえる作品です) - 図南の翼
(独立した物語で初心者にも読みやすい内容) - 華胥の幽夢
(短編集。王たちの理想と葛藤が描かれます) - 黄昏の岸 暁の天
(戴国の王と麒麟が主人公の重要な物語) - 白銀の墟 玄の月
(シリーズ最新刊。壮大な物語の集大成)
これらの順番は公式ガイドにも近いもので、初心者から上級者まで楽しめるように構成されています。
十二国記って面白いだけじゃなくて、生きていく上でのヒントというか、拠り所になる言葉、生きていく上で大事な事…、人によってその辺はニュアンス違うだろうけどそういうかけがえのないものをくれる本なのよ…。人生のバイブルなのよ…。
— はじきꪔ̤̫ ̖́- (@annindoria) November 18, 2024
出版順と時系列順
シリーズの出版順と、作中の時系列順は以下の通りです。
出版順
- 魔性の子(1991年)
- 月の影 影の海(1992年)
- 風の海 迷宮の岸(1993年)
- 東の海神 西の滄海(1994年)
- 風の万里 黎明の空(1994年)
- 図南の翼(1996年)
- 華胥の幽夢(2001年)
- 黄昏の岸 暁の天(2001年)
- 丕緒の鳥(2013年)
- 白銀の墟 玄の月(2019年)
時系列順
- 東の海神 西の滄海
- 図南の翼
- 月の影 影の海
- 風の海 迷宮の岸
- 風の万里 黎明の空
- 黄昏の岸 暁の天
- 白銀の墟 玄の月
(短編集の一部は時系列順に合わせて読めます)
どちらの順番でも楽しめますが、初めての方には「おすすめの読む順番」で紹介したリストを推奨します。
完全版と旧版の違い
十二国記シリーズには旧版(講談社版)と完全版(新潮文庫版)の2種類があります。
違いは以下の通りです。
- 旧版(講談社版)
山田章博さんのイラスト付き。文庫版のデザインが異なります。 - 完全版(新潮文庫版)
最新の編集とイラストで統一。シリーズ全体が揃うのはこちらの版。
これから購入するなら、新潮文庫版の完全版がおすすめです。
十二国記シリーズは完結しているの?
十二国記シリーズは現在、「白銀の墟 玄の月」が最新作ですが、完全な完結とは言えません。
続編が期待される状況です。
初心者におすすめの作品
初心者の方に特におすすめなのは以下の2作です。
- 月の影 影の海
主人公・陽子が異世界で成長していく物語は、多くの読者を惹きつけています。 - 図南の翼
独立した物語で、シリーズ初心者でも無理なく楽しめます。
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大人になって社会を知って読む十二国記めちゃくちゃ面白いのですよ。高校生のときの感じ方や見え方と違う。
— ゆきおんか🥞🔰🧁 (@yukionka20) July 18, 2024
まとめ
十二国記シリーズは、壮大な世界観と奥深い物語が魅力の作品です。
この記事を参考に、ぜひ挑戦してみてください!